フォークリフト作業における安全意識と基本動作の定着を目的として、少人数でのフォークリフト実技訓練を実施しました。
今回の訓練では、実際の荷役作業を想定し、トラック荷台に段積みされた製品2山をトラック後方へ降ろした後、再度2山を積み込む一連の作業を行いました。
日々の業務の中では、作業に慣れるにつれて確認動作が簡略化されてしまうことがあります。そのため今回の訓練では、改めて基本動作に立ち返り、荷役作業時に特に重要となる確認箇所を重点的に指導しました。
荷役作業時の重点確認
訓練では、フォークリフトを操作する際の確認動作について、以下のポイントを一つひとつ確認しました。
左右に隣接する製品との距離、高さ、奥側の状況、そして荷物を持ち上げる際の「地切り」の確認です。
確認を行う際には、フォークリフトを確実に一旦停止させ、必要に応じてリフトガードから顔を出し、目視で周囲の状況を確認することを指導しました。
また、パレットに対してフォークを抜き差しする際にも、一旦停止したうえで指差し確認を行い、後方の安全を確認してから次の動作へ移ることを徹底しました。
「地切り」の確認を改めて指導
今回の訓練で特に重点を置いたのが、地切り確認の重要性です。
狭い場所で製品を引き出す際、荷物を必要以上に高く持ち上げたり、反対に高さが足りない状態で動かしたりすると、隣接する製品との接触につながる可能性があります。
そのため、製品が床面や荷台から確実に離れていることを確認しながら、周囲の荷物に接触しない適切な高さを保つことを実技を通して確認しました。
ただ荷物を持ち上げるだけではなく、周囲の環境まで含めて安全な高さを判断することが重要です。
「ながら作業」の危険性について
フォークリフト作業では、効率を意識するあまり、走行しながら旋回したり、複数の操作を同時に行ったりしてしまうことがあります。
しかし、フォークリフトは積載している製品の重量や重心の位置によって車体の安定性が大きく変わります。
特に荷物を持った状態での急な旋回や、動きながらの操作は、荷崩れだけでなくフォークリフトそのものの転倒につながる危険があります。
今回の訓練では、こうした「ながら作業」がなぜ危険なのかについても説明し、確実に一つの動作を終えてから次の操作へ移ることの大切さを共有しました。
未経験からでも安心して働ける職場づくり
当社では、未経験から物流業務やフォークリフト作業を始める社員も多く在籍しています。
そのため、一度教育を行って終わりにするのではなく、実際の現場で必要となる基本動作や安全確認を、繰り返し実技訓練の中で確認することを大切にしています。
経験の浅い社員には基本を身につけてもらい、経験を積んだ社員にとっては、慣れによって省略してしまいがちな安全確認を改めて見直す機会としています。
フォークリフト作業における事故や製品破損を防ぐためには、一人ひとりが正しい知識と操作を身につけ、危険を予測しながら行動することが欠かせません。
当社では今後も継続的に安全教育や実技訓練を実施し、社員が安心して働ける環境づくりに取り組むとともに、お客様から安心して業務をお任せいただける物流会社を目指してまいります。
また、社員を送り出してくださるご家族にも安心していただけるよう、安全を最優先とした教育・職場づくりをこれからも続けてまいります。

